多汗症の治療と病院選び
多汗症は、読んで字の如く「汗が多い症状」のことです。「症」という字が付くことから、病気のイメージがありますが、体質的なものや精神的なものが起因していることが多いようです。動物は汗をかくことで体温調整をしていますが緊張によって脇、手のひらに汗をかきます。一方で、汗とともに体臭が消えず悩みの種となることもあります。こうしたことは日ごろから対策をしていれば改善できる面があります。治らない場合には専門医による治療や場合によっては手術ということの考えられます。
多汗症対策
多汗症は、体質的なことや精神的なことに起因していることがほとんどです。体質的な面では遺伝や肥満、不規則な食生活、慢性的な病気、更年期障害のようなホルモンバランスが崩れた場合などが考えられます。精神的な面では、ストレスや極度の緊張、日常生活や仕事といった面での不安や心配ごとなどが原因とされています。現代社会はストレス社会と言われており、その面からもストレスをためないことで多汗症対策に結びつくようです。精神的なことに起因する多汗症は自律神経のバランスが取れず、交感神経に問題が起こった場合などです。こうした自律神経のバランスが崩れると、多汗症だけでは躁うつ病に発展してしまうこともあるため、普段からストレスを解消することが重要でしょう。趣味を持ったり、軽い運動を行うことによってもストレスを取り除くことが可能です。また、緊張による多汗症には「場馴れ」するこを繰り返せばクリアできることも多いようです。
脇や手のひらの多汗症
腋の下や手のひらという場所は、日常生活の中でも汗をかきやすい場所です。緊張した場面にであったりすると、この場所は発汗が多くなります。昔から重要な勝負の場面では「手に汗握る攻防」とか「手に汗握る好勝負」といった言葉が使われることがあります。それほど手と汗は密接に関係しているのですが、日ごろの生活の中であまり手のひらの汗は気になりません。では手のひらが多汗症と判断できるのはどんなケースでしょうか。パソコンのマウスや電車、バスのつり革を握ったりしていると汗でじっとりなったり、車のハンドルが汗で濡れたりすることが多い人は「多汗症・要注意」です。 また、暑くもないのに脇に汗をかく人も注意。脇の汗は特にその臭いが気になります。特に体質的なものや、食生活によっては「ワキガ」の原因にもなっています。日ごろの生活の中では、面と向って「ワキガ」を指摘してくれる人は少ないでしょう。ですから、ワキガに悩む人は多いはずです。こうした多汗症を治すにはどうしたらよいのでしょうか?。
多汗症の治療と手術
前述したように、多汗症は日ごろの対策でクリアできることも多いものです。自分が多汗症かどうかを判断することは難しいのも事実ですので、「パスコンのマウスや車のハンドルが汗で濡れたり、滑ったりする」といったある一定の目安で判断出来ない場合には、専門医に診断を受けるのも良いでしょう。医師から「何でもありませんよ」と言われれば安心するし、多汗症と診断されても日ごろの対策で治ることもあります。精神的な面での多汗症については、医師からアドバイスを受けることが治療の第一歩になります。しかし、交感神経の働きが狂っている場合には、手術が必要になるケースも十分に考えられます。こうした場合の手術は、交感神経を切り取ってしまうことで治療するようですが、医師選びは慎重に行うことをお勧めします。最近は「ワキガ」の手術に超音波手術などが導入されていますが、きちんとした専門医を選ばないと手術をしても場合によって、発汗作用の神経等を傷めてしまい、自分の体をコントロールできなくなる場合もあるので注意が必要です。
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