ヒアルロン酸注射について
ツライ痛みを伴う関節症。なかでも膝の関節痛は日常生活にも支障を来します。治療にはヒアルロン酸注射が良いと聞きますが、それはなぜか。ここでご紹介します。ヒアルロン酸注射=美容外科の専門分野と思われがちですが、整形外科での関節痛治療が先に普及しました。もちろん料金は保険適用です。
膝の痛みに、ヒアルロン注射
膝は、体の関節の中で最も過酷な現場を担当している関節でしょう。歩く、座る。それだけでも膝を使います。走る!階段上り下り! 正座! ジャンプ!かなり負担がかかります。それだけに故障の多い部位です。もちろん老化のひとつではあります。でもスポーツによる膝負担も問題になっていますね。それに仕事環境。「メイド膝」と言われるように床に膝をつくことの多い職業の人、また正座を習慣的にする人も、関節症になりがち。変形性膝関節症ともなると、かなりの痛みが伴います。関節組織の重要成分であるヒアルロン酸の減少、そして、膝負担による軟骨の変形が、痛みをもたらします。「膝に水が溜まる」という表現をよく聞きますが、これも関節軟骨のすき間を埋める潤滑液のなかのヒアルロン酸が減少することにより起こります。治療は、ヒアルロン酸注射、装具による膝のサポート、リハビリなどを組み合わせ、じっくり症状改善させていきます。
ヒアルロン酸注射が関節症に聞く理由
膝や肩、腰。どれも骨と骨が連結している関節があるからこそ動かすことが出来ます。連結されている骨の各々の先端には軟骨があります。こちこちの硬い骨ではなく弾力性のある骨で、子供の骨成長も軟骨によるものです。この弾力のある骨同士をつなげてやることで、ようやく曲げ伸ばしが成立します。「つなぎ」となるのが関節液です。この液の重要成分がヒアルロン酸です。ヒアルロン酸が常に調子よく生成されていれば問題ないのですが、残念ながら加齢とともに減っていきます。つなぎが薄くなると、軟骨同士が接触します。柔軟な軟骨といえど、ぶつかり合えば、痛みが生じますし、摩擦により、すり減ったり、変形を起こしたりしてしまいます。変形性膝関節症はこのようなプロセスでもって起こります。したがって、治療としては注射によるヒアルロン酸の補充がポイントとなるのです。
ヒアルロン酸注射の料金について
目に、皮膚に、関節に。ヒアルロン酸は、ヒトの体にもともとある大切な成分です。その粘質性が弾力を生みます。また、その親水性・保水力は美容の世界でもいち早く注目され、美容皮膚科での施術や市販の化粧品にも取り入れられているのは周知の通りです。また、ヒアルロン酸注射のメリットとして、副作用の低さがあります。同じく体内成分であるコラーゲンよりは控えめな存在に見られがちですが、アレルギー反応の心配が無い点では、ヒアルロン酸に軍配があがります。コラーゲン注入は動物由来の成分となるので少なからずアレルギーの懸念があり、最近ではヒアルロン酸注入がクリニックでも主流となっています。さてヒアルロン酸注射の料金は、患者の症状にもよります。関節症治療料金にはおのずと保険が適用になりますが、美容目的での注射となると料金は自由診療となります。
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